おーい、フクチン! おまえさん、しあわせかい? 54匹の置き去りになった猫の物語
著者:後藤真樹
発刊:2014年2月10日
価格:1,600円(+消費税)
判型:A5判変型 並製
頁数:96頁(フルカラー)
ISBN:978-4-907083-09-0 C0036
猫が幸せなら、人も幸せ。幸せを取り戻した猫たちの姿をすべての愛猫家に捧げます。
猫のフクスケことフクチンと53匹の猫。福島の警戒区から保護された猫たちが、人々の元で幸せに暮らしている姿を綴った物語つき写真集。警戒区域内の動物についての本はいくつか出版されていますが、本書は救出された猫たちがその後、再び穏やかな日常を取り戻したようすを取材したものです。そこにはそれぞれのドラマがあり、猫たちのみならずかかわった人々も、みなが幸せを感じています。人と猫が共に生き、心を通わせる姿を写しとった写真と、猫と人々の物語に、だれもが心温まる思いになる一冊です。
一部英訳付!
目次から
◆2011年3月11日、その日からボクたちのサバイバルが始まった
◆ふたたびボクたちはぬくもりに包まれてくらしはじめた
◆ボクたちといっしょに、みんなもしあわせ……
◆フクチンのサバイバル生活と救出物語
著者紹介
後藤真樹(ごとうまさき)
写真家。日本の宗教、郷土料理や職人など伝統文化にかかわる出版物の撮影や取材、執筆・講演行う。著書『未来へ伝えたい日本の伝統料理』(監修・小泉武夫、全6巻、小峯書店)にて第12回学校図書館出版賞受賞。
推薦のことば
3・11後の凄惨な日々。懸命に生き抜いた福島猫に高円寺人の救いの手が。原発事故を起こした人間に猫パンチ! 「ねこ新聞」を支える会発起人の武藤芳照氏(日体大総研所長、東大名誉教授)