BIOCITYビオシティ No. 58 対馬モデルへ:域学連携のエコアイランド構想
監修:糸長浩司
発刊:2014年3月27日
価格 :2,500円(+消費税)
頁数:128頁
ISBN 978-4-907083-14-4 C0040
創刊20周年記念特集 1
対馬モデルへ 域学連携のエコアイランド構想
監修 糸長浩司(日本大学教授) 協力 対馬市
いま、対馬が熱い! 自然との共生をめざし、地域と大学が連携した「学びの共同体づくり」への取り組みを紹介します。海洋保護区、循環型農業、ツシマヤマネコ、エコパーク、島おこし隊、域学連携、人材育成、伝統の継承、ESD、朝鮮通信使……対馬モデルを通じて、日本の未来を考えます。
006 巻頭言
対馬モデルへの期待|糸長浩司
010 対馬から始まる日本の海洋保護区|清野聡子
022 ユネスコエコパークへの道|酒井暁子
031 ツシマヤマネコの保護活動|西野雄一
036 人材循環による学術・国際交流の拠点づくり|前田 剛
043 島おこし実践型教育プログラムによる域学交流|吉野 元
048 豊かさの再定義:向都離村から向村離都へ |木村幹子
054 島と寄り添う農家の暮らし:対馬で循環型農業を営む神宮正芳氏 |關 正貴
062 朝鮮通信使と対馬|斎藤弘征
070 鼎「学びの共同体」をめざして|財部能成(対馬市長)+阿部治(立教大学ESDセンター長)+糸長浩司
〔ミニ連載〕
080 ヴィンテージ・アナログの世界 レコード・レーベルの黄金期(2)|高荷洋一(エテルナトレーディング)
084 後西天皇と書(2)仮名の最高峰「高野切」|恵美千鶴子(東京国立博物館)
〔海外取材〕
088 欧州中部のビオホテル探訪(6) スイス ビオホテル・ウクリヴァ:協働組合式エコホテル|滝川薫(環境ジャーナリスト)
〔連載〕
098 動物たちの文化誌(7)落語と動物園|早川篤(天王寺動物園)
104 ネイチャー・センス(4)「空」、「気」、「間」と現代アート|片岡真実(森美術館)
111 現代総有宣言!(2)|渡辺勝道
118 Art for Humanity(4)心の中、光あふれる風景:木下晋の絵画と菊地恵楓園の作者たち|倉林靖(美術評論家)